セレンディピティ “Serendipity”

一般に「セレンディピティ “Serendipity” 」とは、『素敵な出会い』といった意味合いで用いられている言葉です。例えば、「何かを探しているときに、探して得たいものとは別に、思いがけず何か価値のあるものを見つけることができた」といった文脈でも用いられています。

1.セレンディピティ “Serendipity” とは

一方、当社では、様々な専門分野の人たちが、知覚した事象やものごとについてのビジネスセンス(俯瞰し洞察した直観)について対話することによって交流して交換し、思考を掘り下げていく思考プロセスとして、以下の定義を 「セレンディピティ “Serendipity”」と総称して使用しています。

知覚した事象やものごとについてのビジネスセンス(俯瞰し洞察した直観)の交流と交換

何故、「知覚した事象やものごとについてのビジネスセンス(俯瞰し洞察した直観)の交流と交換」なのか

“Well-Being” を追求して協働する人たちと、「利潤追求」のために企業を経営している人たちの出会いは、「社会の持続可能な発展 “sustainability” 」を目指して事業を生み出していく セレンディピティ “Serendipity” となる と考えられます。

最近は多様性が大事だと言われていますが、国や地域、文化の違いなど多様な環境で育った人たちの出会いが新しいアイデアを生み出すのではないかと期待されています。また、様々に異なる価値観の人たちの出会いが新たな発想を生み出すのではないかとも言われています。
これまで、企業の存在目的は「利潤の追求」と言われてきましたし、これからも変わることはないでしょう。しかし、人権の重視や自然環境の保護などの社会視点でものごとを捉える、すなわち、「社会の持続可能な発展 “sustainability” 」を前提として事業を営まなければ、企業は信用を失い存続することが難しくなってきています。

そこで、当社では、未来社会を俯瞰して・・・・・・・・・セレンディピティ “Serendipity” を「知覚した事象やものごとについてのビジネスセンス(俯瞰し洞察した直観)の交流と交換」と定義することが必要になると考えています。

2.組織の中で セレンディピティ “Serendipity” をどのように生じさせるか

  1. 様々な専門分野の人たちのビジネスセンス(俯瞰し洞察した直観)を記述し、その内容について規範的に提示し合う
  2. それぞれの人たちの思考していることのそれぞれの人たちの思考していることの[前提][認識][定義][起源(系譜)][普遍性][多元的還元化][実現性]について対話することによって交流して交換し掘り下げていく
  3. それぞれの意見を対立させるのではなく、例えば、脱構築したり止揚したりして新たな解を見つけ出す
  4. 時間の経過とともに周囲の状況も変わり現実との乖離(分断)が拡大していくこともあり、また、それぞれの思考も進化するので、繰り返し対話することによって思考をスパイラルアップしていく

3.組織の中で セレンディピティ “Serendipity” を起こすために

セレンディピティ “Serendipity” を生じさせるためには、前提として、普段からの「ビジネスセンスの交流と交換の場」と「広く情報を探索して思考を深化させる仕組み」が必要となります。
また、協働するための主体的な自発性のある分業して働く全ての個々人には情報が明け隔てなく提供されなければなりませんが、そのためには情報の非対称性の解消**********が必要となります。

  1. 様々な専門分野の人たちがビジネスセンス(俯瞰し洞察した直観)を交流し交換する場の創造
  2. 広く情報を探索して思考を深化させる思考の仕組み
    • 多様性のある組織の中で思考方法の共有 Trigonal Thinking (TM) によって支援)
    • ビジネスセンス(俯瞰し洞察した直観)を促し、想定されうる知識を提供する知識ベース Business knowledge Network を提供)
  3. 情報の非対称性を解消させる仕組み