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変革の概念モデル (Conceptual Model Framework for Transformation)

経営・社会・AI・人間をつなぐ「協進化」をデザインする

AIが瞬時に知識を生み出し、アルゴリズムが出会いを設計する時代。それでも、人と人との「理解」や「共感」は、
どこか置き去りにされています。社会はかつてないほど「個人化」し、「多様化」し、「分断」しています。
しかしその一方で、人と人、企業と社会、そして人とAIが、お互いの差異を越えて“共感し合える環境”を求め始めています。

この環境づくりこそが、CMFT の目的です。

CMFTは、経営・社会・AI・人間が相互に学び合い、進化し合う「協進化」をデザインするフレームワークです。それは、単に知識を共有するための設計図ではなく、「意味創造 → 協約 → 共進化 → 協創×協進化」というプロセスを通じて
社会全体の新しい共感のかたちを描き出す変革のデザイン論です。

 当社が中核としている事業は、変革の概念モデル “Model Framework for Transformation” に基づくトランスフォーメーション戦略を構想するコンサルティングサービスです。

 では、何故、変革の概念モデル(Conceptual Model Framework for Transformation)なのでしょうか。一言で言えば、今日の社会は「個人化した多様性を包摂する社会」に変化してきたので、これまでの経済成長を目的とした経営から新たな経営モデルに変わらなければならないからです。

 

1.変革の概念モデル “Conceptual Model Framework for Transformation”

 変革、とりわけ、社会変革と言うと、茫洋とした感じがあるかも知れません。しかし、大変革の時代と言われている今日、これまでの成功モデルでは、新たな時代についていけなくなるかも知れません。大事なことは、企業規模やビジネスの特質によらず、自らが変わるという意志です。

 そして、意志を持てば、自然に「何をしたらよいのだろうと考えるでしょう。そのための羅針盤となるのが「変革の概念モデル “Conceptual Model Framework for Transformation” 」なのです。

 多くの場合、「現行の事業をどう変革しよう」、しかし、「どう変革したらよいか分からない」、まずは、「できることから始めよう」となります。当然の帰結であり合理的な判断ですが、それにどの様な意味があるのでしょう? そこで、変革の概念モデル “Conceptual Model Framework for Transformation” では、まず「意味を創造する」ことから始めます。すぐに目に見えて形になるものが欲しくなるかも知れませんが、プロトタイピングでも、まずは、コンセプトモデル(概念モデル)を構想します。全貌を知りたい方は 変革の概念モデル のページをご参照下さい。

1.1. 当社のコンサルティングサービス

 当社のコンサルティングサービスは、大きく分類すると、以下の2種類となります。

  1.  “Innovation Transforming TM ”  によるトランスフォーメーション戦略を構想するコンサルティングサービス (独自開発の「変革の概念モデル “Conceptual Model Framework for Transformation” 」を使用します)
  2.  “Innovation Transforming TM ”  によらないコンサルティングサービス(当社開発の「HIM意味ネットワーク辞書  “Holistic Integration Model” 」を使用しますが、旧来型のコンサルサービスに慣れている方に向けた「変革の概念モデル」を使用しないサービスです)

 以下では、まずは「意味の創造」から始める「 “Innovation Transforming TM ”  トランスフォーメーション戦略を構想するコンサルティングサービス」について紹介します。

2. “Innovation Transforming TM ”  トランスフォーメーション戦略を構想するコンサルティングサービス ⇒ まずは「意味の創造」から

2.1. コンサルティングサービスの趣旨と指針

  トランスフォーメーション戦略を構想する “Innovation Transforming TM ”  のコンサルティングサービスの「趣旨」は「社会変革の価値提案支援」です。これは「社会的価値を生み出す意味」に視座を高め「秀逸のコンセプトの創造」に視点を当てたコンサルティングです。このコンサルティングは「秀逸なコンセプトは秀逸な商品を宿し、秀逸な商品は社会を変えていく力を宿す」を「指針」として進めていくことになります(下図「コンサルティングサービス “Innovation Transforming TM ”の体系」参照)。

【関連コラム】

  1. #337 戦略眼と現実解 秀逸なコンセプトは秀逸な商品を宿し、秀逸な商品は社会を変える力を宿す
  2. #336 戦略眼と現実解 人は創造的思考ができるのか? AIは創造的思考ができないのか?

 

2.2. コンサルティングサービスの技術基盤

  “Innovation Transforming TM ”  によるコンサルティングサービスの技術基盤は、独自に開発した創造型AIである「意味創造推論AI」です。人の思考は思いつきに走りやすく、時として循環論法や予定調和の結論を導き出してしまうものです。「意味創造推論AI」はこれらの限界を乗り超えて、限定合理性からの脱却、多様な視点論点からの考察、創造的思考の深掘り、短期間での構想と代替案の作成を行うことが可能になります。

2.3. コンサルティングサービスの思考基盤

 一方、AIが自律して創造的思考を完結できることはできませんし、創造した結果に関与する責任が人間にはあります。“Innovation Transforming TM ”  によるコンサルティングサービスの思考基盤は「人とAIの協働と協創」です。「意味創造推論AI」では人とAIが会話をしながら、希少価値を生み出す意味の創造、唯一無二の価値の創造(および、ビジネスコンセプトの構想)、構築すべき社会システムの構想、事業戦略~組織戦略構想を進めていくことになります。

2.4. 社会的価値を生み出す意味 ⇒ 秀逸のコンセプトの創造の手順

 創造的思考に限らず、人は、徐々に思考を深めていきます。いきなり、深い考察ができる訳ではありません。上図「コンサルティングサービス “Innovation Transforming TM ”の体系」では、まず、主題の洗い出しと選定を行い、その主題に対して創造的思考を深めていく手順を示しています。詳細は下図「創造的思考の深化モデル」をご参照下さい。

 

【関連コラム】 #331 戦略眼と現実解 「希少性のある意味を創造する思考」を引き起こすテクニック

 


 

3. その他のコンサルティングサービス

  “Innovation Transforming TM ”  を使用しないコンサルティングサービスを下表「その他のコンサルティングサービス」に示します。詳細は当社にお問い合わせください。 

 

当社事業にご興味のある方は サステナブル・イノベーションズ株式会社宛に  お気軽にお問い合わせ下さい。