組織能力向上の定性的効果

 経済合理性を追求し「人」を経営資源と見なして管理する「人的資源管理 “Human Resource Management”」では、自ずと経営層と現場の間には「分業による組織の縦割り化」「エンパワーメント⇔エンゲージメント」「上意下達⇔決められたことを決められたように実施する」という対立関係が生じます。
 一方、 “Well-being” を目指して「働く人たち」の「組織能力マネジメント “Organizational Capability Management”」では、世界や社会を俯瞰し洞察して直観して働く人たちが思考方法を共有し直観を共有しながら「社会の中で自立し組織の中で自律して協働する」という共存関係が成立します。この「自律して協働する分業という働き方」の下で働く人たちは「企業の存在意義」やそれぞれに抱いている「生きる目的」を共有し融合しており、経営層と現場の間にも融和関係が生まれます。

 
 なお、上図の詳細については 「変革に対して生じる葛藤(コンフリクト)」のページの記述『4.葛藤(コンフリクト)を克服するために』 をご参照下さい。
 

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