１．市場性と事業の収益性からの検証
事業全体、及び、関連する事業と相乗効果を生み出してく視点で、
様々なライフステージにある商品の品揃え、商品ミックスをデザインしなければならない。
(1) 個々の商品について当該商品の市場性を検証することが必要である。
- このモデルの寿命はどれくらいか
- この商品、このままだといくら売れるか
- 何故この商品の市場規模はこれだけなのか
(2) 業績的にも当該商品の市場性を検証することも必要である。
- 目標売上達成はできるのか
２．様々な事業との関連性からの検証
販売戦略の一環として当該商品を捉えて、下記視点から商品ミックス戦略を考えなければならない。
- 商品、場面にまだ空白地帯はあるか
- 多角化戦略を採用できずに生き残れるか
- 自社の類似分野に進出すべきか
- この商品の複数保有率はまだ上がるか
- 商品の一部機能は、拡販できるのか
- 春先需要に対する商品はどうしたらよいか
- エリア毎仕様変更には価値があるか
- 関連企業の商品は自社の販売量に寄与するか
- 販売ソフトが他社に較べてどうか
３．機能上の品揃えからの検証
機能のラインアップとしても、捉えて商品ミックス戦略を展開していくことが必要である。
- 各機能の価値の変化をユーザーはどう思っているか
- どのようなソフトサービスを充実すればよいか
- 新商品はどこまで展開するのか
- このモデルは本当に売れるのか
- 今度のモデルチェンジのどこが良くてどこが悪かったのか
- 次のモデルはどのようにしたらよいか
- 来月、この商品は何品リニューアルするか
４．トレンドの視点らの検証
トレンドを捉えることも重要な要素であり、トレンドを背景として、下記視点から商品ミックスを考えていくことも必要である。
- 安全は売り物になるか
- 趣味と自社商品の関係は
- これからもスタイル重視で、この商品が買われるか
- これからは、色で商品が買われるか
- 五感の埋め込みは、販売量にどう寄与するか
- 商品パッケージのデザインは今後どうなるのか
サステナブル・イノベーションズ株式会社 代表取締役 池邊純一