ダイナミックに行動するクリエイティブな組織づくり

未来社会の価値を創造するために、経営のビジョンに共感し、創発してイノベーションを興していく組織づくりを進めていく施策を洗い出します。
 

上記図面は「フレデリック・ラルー(Frederic Laloux),鈴木立哉(訳),嘉村賢州(解説),『ティール組織 マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』,英治出版, 2018.」を参考に配色しています。

一般に、組織改革は現行業務の生産性を高めるために行われます。また、知識創造も、既存の業務を遂行していく知識を共有し活用していく仕方、すなわち、知識の画一化の仕方で進められます。しかし、視座する視点を未来社会の持続可能な発展に移していくと、成熟化が進展していく社会においては、多様性を創生できる組織、多様性を受容し一体性を持って行動できる組織づくりが必要となります。しかし、そのためには、組織として一律的に行動することに慣れた個々人の意識を、組織の中で自立し、かつ、相互に関係性を築きながら相乗して価値を築いていくという意識に成長させていかなければなりません。さらに、未来社会の価値の創造は、①そうした高い意識を持つ個々人が経営のビジョンに共感し、自律して行動し創発していくことができ、②価値創造の構図 を進化させる文化が組織の中に育まれてはじめて可能となります。逆に、そうした組織文化が育まれて高い意識を持つ個々人が育っていきます。

ゴール

未来社会の持続可能な発展に視座する視点を移し、未来社会の価値を創造する意思を持った人材の育成、企業の社会的価値を築いていく人材の育成、イノベーションを興しうる組織づくりのための施策を洗い出します。

コンサルティングの手順

  1. 問題の深掘り分析 の技法を用いて、ディスラプティブイノベーションに向けた問題の深掘り分析を行います。
  2. Thinking Map 、および、BKN Business Knowledge Network組織問題の構造と組織変革に向けた戦略一覧 を参考にしながら組織の深層にある問題点を明らかにします。
  3. 明らかになった組織の深層にある問題点を改善する “深” 働き方改革の施策を洗い出します(詳細はイノベーションを巻き興す次世代型の働き方改革を参照してください)。
  4. 未来社会の発展に視座する視点を移した組織のクリエイティビティを高めていく施策により、多様性を生み出し受容する組織(一体化する)、イノベーションを興す組織(創発する)づくりへの施策を洗い出します(詳細はイノベーションを巻き興す組織『価値創造の構図を進化させていく組織の仕組み』 の記載を参照してください)。

想定している対象者

  • 企業の経営者層
  • 経営企画部門の方
  • 企業のビジョン策定に関わる担当部門の方
  • 組織改革に携わっている方
  • 人材開発、人材育成に関わる担当部門の方

想定される成果物

想定されるメリット

  • 未来社会の発展につながるイノベーションを興していく上での問題点を洗い出し、また、未来社会の発展に視座する視点からの問題認識を得ることができます。
  • 未来社会の発展につながるイノベーションを興していく組織の基本的なデザインが明らかになります。
  • 未来社会の発展につながるイノベーションを興していく組織改革モデルが明らかになります。

 

ダイナミックに行動するクリエイティブな組織づくりにご興味のある方は こちらより お気軽にお問い合わせ下さい。あるいは、info@clem.co.jp (サステナブル・イノベーションズ株式会社宛)にご連絡下さい。