#252 幸福に過ごしたいという願いを叶える

 人は自分の創造性をかきたてられるものに夢中になり、自分でこうしたいと思って行動するものです。夢中になれる仕事を自分で創り出すことが、自らの幸福の実現の第一歩となると思います。

 人は利己的な生き物であると言われますが、現実の社会で生きていく中での色々な情景に応じて、感情的な生き物としての一面を持ち、また、社会的な生き物としての一面を持って日々を過ごしています。

 1750年頃以降のイギリスで起こったとされる産業革命以降の近代化により、西欧社会を中心とした国々の人々は裕福な暮らしができるようになりました。しかし、21世紀の今日、世界は、経済格差問題だったり、地球温暖化問題だったり、環境汚染問題だったり、人権問題だったり等、様々な社会問題を抱え込んでいます。それは日本も同様です。敢えて言うならば、それは近代化による経済発展の副反応とも言えます。

 私達の暮らしは経済発展により裕福になったにせよ、利己的であると同時に感情的であり社会的である生き物として様々な社会問題の中で生きている私達は、経済発展の副反応に対峙し、その解決に立ちはだかる様々な社会的課題を乗り越えていかなければなりません。
 しかここで立ち止まってもう一度考えなければならないことは、経済発展の発想だけでは叶えられなかった人の根元的な願い、すなわち、そもそも「誰しもの幸福に過ごしたい」という願いを叶える社会にするにはどうしたら良いかということについてです。 感情的であり社会的である生き物として私達は、経済発展ではなく、社会発展についてまず始めに考えなければならないのではないでしょうか。

 当コラムの冒頭で「夢中になれる仕事を創り出すことが自らの幸福の実現の第一歩となる」と記しましたように、この「夢中になれる仕事を創り出すこと」が、誰しもの幸福に過ごしたいという願いを叶える社会にすること、すなわち、社会発展の第一歩となるものです。そして、経済発展の副反応も、多様な価値観を持った様々な人達にとっての「夢中になれる仕事を創り出すこと」で解決していくことが可能になると考えています。

サステナブル・イノベーションズ株式会社 代表取締役社長 池邊純一

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