#212 より良い社会を築いていく次世代のビジネスを構想し担っていける人材

 未来社会を持続可能な発展の実現を担うのは、より良い社会を築いていく次世代のビジネスを構想し担っていける人材である。そうした人材が、社会との相互作用で学習し、組織とも相互作用で学習していくことで、持続可能は発展を遂げる社会は築かれていく。

 より良い社会を築いていく次世代のビジネスを構想し担っていける人材は、経験知のお仕着せや高等教育における知識の詰め込みだけでは育たない。ロジカルシンキングに長けて合理的に判断できることばかりでは不十分である。人の苦しみや痛みに共感できる感性や受容力、目の前の出来事ばかりでなくその影響が及ぼす先に起こり得ることをシステムダイナミクスで予見しうる洞察する思考力(単に、想像力だけでなく)、今あるものを組み合わせて今はないものの価値を構想しうる力、諦めずに継続していく信念と胆力、人を導いていく魅力といったことも必要であろう。

 これら全ての能力を兼ね備えた人材は、そうはいないし、育てることも難しい。しかし、今は、ソーシャルネットワークの時代であり、人々が緩いつながりで自己創出しながら小さなコミュニティをつくって活動することができる。お互いに足りない能力を出し合い補い合いながら、未来社会の持続可能な発展を実現する創造的な可能性を追求していくことができる。

 より良い社会を築いていく次世代のビジネスを構想し担っていける人材が、つながり結びついて未来社会の価値を創造していくというのが、これからの社会の発展モデルである。

サステナブル・イノベーションズ株式会社 代表取締役社長 池邊純一

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