Trigonal Thinking

Trigonal Thinking(TM) は、目の前にある課題の解決を近視眼的に考えるのではなく、「高く」「広く」「深く」「多様に」の視点で捉え、かつ、正しいとした仮説に「懐疑的に」の視点から検証を加えていくことのできる思考の方法論であり、当社が独自に開発した創造的思考を深めていくための思考の方法論です

Trigonal Thinking(TM) は、「持続可能な社会の発展 “Sustainable Development” 」の実現に向けて、カレントなテーマについてのうわべだけの思考ではなく、ものごとを広い視点で、かつ、多様な視点で捉え、深掘りして根元にある本質を追究して、また、懐疑的な視点から常識に隠された根本的な矛盾点を掘り起こしてトレードオフの関係を明確にして、高い視点で大局的に考えることができるように思考方法を体系づけています。

 

「広く」:現前にあることを客観的に捉える

第一義的には地球温暖化や自然環境破壊などの様々な社会問題の根元にある課題を対象とし、これまでの経済成長モデル、経済合理性で思考してきたことの前提条件の根拠を掘り起こして検証し、社会発展モデルへの転換に直結するシナリオへと深掘りする

  • 現実(現前にあることや起きたこと)をデータで捉え、それが成り立つ前提条件は何か、どのような認識に基づいてその現実を事実と解釈したか検証する
  • その前提は公理的に成り立つか、また、循環論法に陥っていないか検証する

「高く」:社会の発展を考える

「幸福に過ごしたい」という願いを叶え、Well Being を実現することに直結するシナリオへと深掘りする

  • 人が幸福に過ごすとはどういうことか、Well Being を実現するとはどういうことかを思い描いた先に、持続可能な社会の発展とはどういうことかを自らの存在意義を定義する
  • 自ら定義した存在意義と持続可能な社会の発展を結びつけて表現する

「深く」 :普遍性を考える

働きがいのある人間らしい仕事 “Decent Work” を創造し、一人ひとりが自立し自律した行動ができることに直結するシナリオへと深掘りする

  • そもそも、その思考に普遍性があるか、持続可能な社会の発展と結びつけて検証する
  • 具体的には、自ら定義した存在意義が働きがいのある人間らしい仕事の創造を実現するか検証する
  • また、自ら定義した存在意義が個人の自立し自律した行動を実現するか検証する

「多様に」 :倫理的視点から正当性を考える

第一義的に経済格差問題を解決することとし、現実的にはエッセンシャルワーカーをはじめとする時間・場所の束縛されて働く人達の負荷低減に直結するシナリオへと深掘りする

  • 不平等、人の自由の束縛、排他的、不公正、不信感を巻き起こす、利己的で他者の利益を害しかねないことなどを検証する
  • その思考の倫理性が持続可能な社会の発展とどのように関わっているのか検証する

※「社会発展を拒む倫理を欠いた行為」の詳細については 倫理を欠いた行為 をご覧下さい。

「懐疑的に」 :常識を根本的に疑って考える

経済発展の世界観から社会発展の世界観へと移行する際の立場の違いを明確にし、産業構造の転換、利害得失の調整、経済合理性から社会の公益性、増加する社会コストへの対策に直結するシナリオへと深掘りする

  • 経済発展の世界観から社会発展の世界観の立場の相違点をとことん掘下げる
  • 夫々の思考に何らかのバイアスが影響していないか、思考の仕方に偏りがないか検証する
  • 現在の産業構造や他者の利害関係に対して二律背反になっていないか、また、自らのこれまでの事業にとって利益相反になっていないか検証する。
  • 二項対立の対立軸を明確にしてトレードオフを解決していくシナリオを検証する

※「社会発展を拒む既得権益による利権の構図」の詳細については 既得権益による利権の構図 をご覧下さい。

補足

 Trigonal Thinking(TM) は、1950年代に開発されたSWOTやPPTといった手法と共存しうるのでしょうか?
 例えば、SWOTでは、「強み-弱み」の軸と「機会-脅威」の2つの軸を設定して競争とリソースに関する戦略を複合的に考えて参ります。PPTでも、事業の成長率と市場占有率という2つの軸を用いて、どの事業からキャッシュを調達してどの事業を育てていくかという戦略を策定していきます。
 幸福に過ごしたいという誰しもの願いを実現するために「持続可能な社会の発展 “Sustainable Development” を中核に据えて、①「社会の持続可能な発展」、②「企業の持続可能な成長」を両立させようとすると、人権や自然環境に対する社会や個人の倫理観に基づく思いと経済成長の視点との二律背反の構図が生じるのではないかという疑問が発生します。
 そこで、偏りのない思考方法として新たな思考体系が必要になりますが、「社会の持続可能な発展」と「企業の持続的な成長」を広い視点で多角的に捉え、深掘りして本質を追究し、あるいは、懐疑的に論理を検証して、高い視点で大局的に考えていこうというのが当社が提唱する Trigonal Thinking(TM) なのです。

 

Trigonal Thinking(TM) にご興味のある方は こちらより お気軽にお問い合わせ下さい。あるいは、info@clem.co.jp  サステナブル・イノベーションズ株式会社宛にご連絡下さい。