「自立するということ」と「自律するということ」

 「自立」と「自律」という言葉には多義性があり、一概に定義することはできません。
そこで、当社では、①経済的に自立し、②様々な権利(人権)がその人に確保されて、③個人の自由意志が形成され認識されて初めて「自立」と言えると定義します。そして、こうした自立した個人が、④内発的に意見を表明し、⑤他者に対して提案し、⑥お互いの意見の相違を受け容れて、⑦自ら調整して実現していけるようになるのが「自律」していることの定義としています。